32歳女 上司と恋をして彼は転勤… でも今は幸せな専業主婦に

Posted by on 2019年10月4日


私が遠距離恋愛をしていたのは20代前半、大学を卒業して就職したすぐ後でした。
全国展開しているチェーン店の販売員として働き始め、その数か月後に同じ店舗の責任者の方とお付き合いを始めました。
彼は、正社員もアルバイトも分け隔てなく、優しく親切、丁寧に接する人で、店に出れば常連のお客様たちからも好かれる、とても素敵な人でした。
しかし、付き合い始めて数か月経った頃、私たちの交際が上層部にバレてしまい、彼は地方の店舗へ飛ばされてしまいました。
元々社内恋愛禁止、という会社ではなかったのですが、同じ店舗内で恋愛関係にある社員がいる、というのは、あまり良い状況ではないので、というのが異動の決め手だったようです。
私も彼も、まだ同棲を始める段階には至っていなかったものの、互いに結婚の意思も確認し合っていたため、このタイミングでの異動は正直かなり堪えました。
けれど、落ち込んでばかりもいられず、私は引越す彼を笑顔で見送ることしかできませんでした。
それからというもの、彼のいるところまでは新幹線と在来線を乗り継いで片道4時間。
私は休日のたびに、とまでは行きませんでしたが、1ヶ月~2ヶ月に1回は必ず会いに行きました。
彼も同様にこちらへ足を運んでくれましたし、互いに仕事を終えた後、新しく契約した通話し放題の携帯で、夜遅くまで長電話をすることもよくありました。
今の時代であれば、Skypeやアプリのテレビ電話で簡単に互いの顔を見ながら会話ができるのでしょうが、当時はまだ通信料金が高く、あまりそういった機能を頻繁に使うことはできませんでした。
なので、彼に直接会ったり、顔を見て話ができる機会というのは、私にとって非常に貴重で、かけがえのない時間になりました。
そして、結局…と言うのもなんですが、私はその後仕事を辞めました。あまり労働環境も良くなかったのですが、一番の理由は、彼との結婚資金をしっかり作れたな、と思えるくらいの貯金が出来たことでした。
今は彼の転勤先だった土地に私も引越し、結婚してのんびりと専業主婦をしています。
遠距離恋愛は、会いに行くこともそうですが、日々の会話にさえお金が掛かったり、近場の恋愛とは違う苦労が山のようにあるわけですが、だからこそ互いのことを大切に想い、気持ちの育つ恋だとおも思います。
大変だとは思いますが、してみて損という恋愛ではないと、私は思っています。